「旅」についての持論

メロディの介護旅行部門「メロディツアーズ」の中野です。
私たちが普段どんな業務をやっているのかまだほとんど知らない方も多いと思います。今後社内に向けても活動内容を知っていただきたいと思っています。
今回はメロディズムの企画として原稿を依頼されました。今、私はたまたま休暇を取ってタイにいてこれを書いています。この時期のタイは乾期に入っていて涼しく、雨が極めて少なく湿度が低いのでとても過ごしやすい時期です。メロディの社内にも実習生などタイとの関係がいろいろと生まれてきているので、みなさんにもぜひ訪れてほしいと思います。


さて、今回は「旅」についての持論を少し紹介してみたい。

あなたは今まで行った「旅行」や「旅」の中で、いつまでたっても胸に残って消えない思い出はあるだろうか?10年20年経っても忘れられない強烈な記憶となったものはあるだろうか?この質問に対する答えは人それぞれだろうが、思い出深い旅とするための最大の要素は、間違いなく「孤独・不安」だと私は常々思っている。

初めての海外旅行。思いつきで行ってみた一人旅。行ったことない街へのドライブ。旅先での当てもない散策やアクティビティ…
こういった何かしらのドキドキ、不安、孤独、心配が数多くあった旅ほど、後になってそれは強烈な思い出となって強く深く心に残り続ける。不思議なことにそれは、時間が経つほどいつの間にかネガティブな記憶から「なんかよく分からないけどすごくいい思い出」にふわっとすり替わってしまう。

勝手知ったる慣れた行き先や、気の合う仲間何人かで連れ立ってワイワイ行く旅行も楽しいものだが、楽しかった記憶で彩られた思い出は薄れていくのも早い。写真を後で見返して「ああ、そういえばあそこ行ったね」となるように。一方、不安や孤独の重圧で作られた苦しかった記憶は、旅の直後こそそのドキドキ感から「もうこりごり…」などと感じてしまうものだが、人間のど元過ぎればなんとやらで、しばらくすればなぜか勝手にきれいな思い出に塗り替えられていたりするのだから面白い。

スマホの登場で、旅の体験は劇的に変わった。事前に調べなくても現地でいくらでも情報は手に入れられる。宿の予約も地図も天気も翻訳も、できないことは何もない。だからこそ新しい体験を求めてどんどん外へ出てみてほしい。そしてそんな新しい挑戦をするとき、たとえスマホがあってもやっぱり不安と孤独は付きものだということも分かるはず。でもそれは、人生の記憶の中に「なんかすごくいい思い出」を少しでも多く残していくための一時の「段差」のようなものだろう。

私の初めての海外旅行は実は相当遅く、30代半ばの頃だった。若いときには海外にそれほど興味がなかったのもあるが、実際行ってみればそれはもう当然刺激の塊だった。でも遅すぎたとは思っていないし、オッサンとなった今ではカタコト英語でも適当にコミュニケーションを挑めるようになったので、そう悪いことでもない。

ここまでいろいろ説教めいたことを書き連ねてしまったが、何もこれは旅に限ったことではないと思っている。趣味でも勉強でも何か新しいことを始めようと思うとき、不安ばかりが先に立ってしまい、相当の熱量がないと一からスタートさせるのは難しい。それでも好奇心を燃料にして進んでみると、案外物事は面白い方向に転んだりするものだ。あなたも「なにか面白いことないかな?」くらいの軽い気持ちで、いつもと違う道を選んでみてはどうだろうか?

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