中野 祐記

趣味としての旅行や、旅行が好きでたてる自分旅行のプランと、仕事の旅行プランは全く違うものです。私たちのたてる介護旅行は体の不自由な方だったりのプランの為、事前準備が８割９割と言っても過言ではなく、行き当たりばったりが許されません。調整や準備がとにかく一番難しい旅行だと感じています。しかし、その調整の難しい旅行が上手くいったときの達成感みたいなものを感じた時がやりがいを強く感じる瞬間です。

基本的には旅行が好きな方が集まってくる職場ではあるが、大きく分けると旅行関係・旅行業の経験者、介護の専門、リハビリの専門、看護の専門などそれぞれの専門とする分野が違う人たちが集まり、それぞれの強みを生かして、実際の旅行に活かしながら、一つの介護旅行を創り上げていきます。

旅行業の中で、新しいタイプの旅行を模索していくと「介護旅行」は一つの新しい旅行の形になると思います。
その新しい旅行商品に取り組んでみたいと思う旅行業出身の方や介護医療業界で務めてきた方は、ぜひ来て欲しいと思います。
そして、健常の方の旅行とは全然違うというところを味わいながら、旅行に行きつくまでの苦労も一つのやりがい、楽しみとして、取り組んでもらえたらいいと思います。
そして、現在の課題として、介護旅行と言うものが世の中に存在し、そういう旅行を得意とする会社があるんだと言うことを、社会の人々にいかに広く伝えていくか、と言うことがこれからの私たちの目標でもあります。