目指すのは身体の機能の改善ではなく、生活・人生の改善

デイサービスメロディSeaの榊原です。

リハビリは今年で40年目…

私がリハビリを始めたころは…など昔話をすると嫌われます。

でもSeaには私よりも先輩の森本さんがいます。

病院でリハビリをして元気になって退院して行くとします。

病院のリハビリはそこで一旦終了です。

でも生活期のリハビリはそこから始まります。

目指すのは身体の機能の改善ではなく、生活・人生の改善です。

担当者会議に参加しました。

ケアマネは簡単に言います。

「痛みがあったら横になっていいから…」

「動くと危ないから、ポータブルトイレを入れましょう…」

生活を安全にすることを優先する考えは悪くはないと思います。

でも私はわがままでも自立して生活していくことをまず考えていきたいのです。

相手を「寝たきりの(生活しかできない)人」と思って介助し、関われば、

その方は寝たきりになる可能性が強くなるとは思いませんか?

「安全第一」、「お大事に」、出来なかったら「そう、できないのね…」

利用者があきらめていく過程を

身体が動かなく過程を

ただ黙って見ることができないのです。

活動的な生活をイメージできるように関わっていく。

しかし、この方法論がなかなか ないように感じているのです。

「痛みがあるから…」、「足腰が弱いから…」、「転ばせてはいけないから…」

医療の課題・問題点から出発するリハビリではなく、

その人が持っている健全な機能や

周りの環境を少し変えれば行えること

介助の仕方を少し変えれば自分でできること

って実は多くあるのです。

そもそも問題点から出発するリハビリで

心躍るような、ワクワクする目標ってあまりないように思います。

本人が行いたいことを 健全な機能、適切な方法で達成する道筋は

必ず数多くあります。

問題点はリスク管理だったりします。

必ずしも問題点や、障害を無くす必要はありません。

また、生活を広げるということは

今この手すりがなければトイレを一人で使用できない

今はこのシャワーチェアと浴槽台がなければ一人で入れない

と条件付きのADLをどのようなトイレでも、どのような浴槽でも入れるように

段階を引き上げて行けるようなリハビリが

生活圏を広げ、豊かにしていく生活期リハビリだと思います。

利用者本人があきらめるより先に専門職種が

あきらめることはないようにしていきたいものです。

実は先週二日続けて転倒をしました。

パソコンのコードに躓いて、暗くなった階段の最後の段差を気づかないで

出来ないこと、課題から考えると

自分自身のこと、今後の生活のことが不安になります。

だからこそ、こんな時は 

まだまだ自分にできること、何かに役立っていることを信じて

元気を出して仕事をしています。

楽しい、やりがいのある仕事を行っていきましょう!

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